会社概要

店主挨拶

オーナー

今昔本店は室蘭名物の「豚肉、玉ねぎ、洋がらし」三位一体の室蘭焼鳥を扱っている居酒屋です。

肉のうまみが凝縮された37年継ぎ足しのタレを使用していて、ドリンク1杯とセットの6種類の味が楽しめるやきとりセット、疲労回復に抜群のもつセット、店主自慢のからあげセットが大人気!!
みんなで取り分けて食べれるようにという店主の思いからこのセットが生まれました。

店主が美味いと思ったものしか提供しない。
炭火でじっくり焼き上げる、一度食べたらわかる味。
まっすぐ帰りたくない時もある、お仕事帰りなどいつでもお寄り下さい。

室蘭やきとりとは今昔本店

明治42年、溶鉱炉に火が灯ってから100年あまりになります。室蘭は鉄、そして工業のまちとして繁栄してきました。

そこに働く労働者の胃袋を満たしてきた代表的な食べ物、それが"やきとり"だったのです。昭和12年からの日中戦争の時代に、食糧増産のため、農家が豚を飼うようになりました。

昭和14年には、一般の靴生産は中止され、中皮不足から軍は豚の皮を軍靴に用いるため、養豚を大いに奨励。室蘭では豚の皮と肉以外は食べてもよいことになり、屋台などで豚の内臓(モツ)が売られるようになりました。

モツのほか、当時は野鳥も串焼きにして食べていたことから、それが現在の"やきとり"の語源の由来ともいわれています。そしてその後、徐々に「豚肉、玉ねぎ、洋がらし」のスタイルが"やきとり"として定着してきました。

食糧事情の悪かった時代から、豚肉の動物性タンパク質と玉ねぎ、洋がらしの絶妙な組み合わせが、労働者の貴重なエネルギー源となり、延いては、明日への活力源でもありました。そして「安い、早い、うまい」の三拍子を兼ね備えた身近な食べ物として、昔と変わらない、確固たる形態を今日まで継承しています。