「豚肉、玉ねぎ、洋がらし」三位一体

今昔本店は室蘭名物の「豚肉、玉ねぎ、洋がらし」三位一体の室蘭焼鳥を扱っている居酒屋です。

"室蘭やきとり"といえば、豚串のこと。また、ネギは長ネギではなくタマネギを使用し、洋がらしでいただくのが定番。「今昔本店」では、創業1977年より継ぎ足しの肉の旨味が凝縮されたタレを使用した、ここでしか味わえない室蘭やきとりを堪能できます。

 

瓦版

ルーツ

明治42年、溶鉱炉に火が入ってから90年余り。室蘭は鉄のまちとして繁栄し、そこに働く労働者の胃袋を満たしてきた代表的な食べ物、やきとり。昭和14年に軍は豚の皮を軍服に用いる為、養豚を推奨。


室蘭では皮と肉は食べても良い事になり、屋台等で豚の内蔵(モツ)が売られるようになった。
モツのほか、当時は野鳥も焼いて食べていた事からそれが現在のやきとりの語源といわれている。


当時の食料事情は悪く豚肉の動物性タンパク質と玉ねぎとの組み合わせが労働者の貴重なエネルギー源となり延いては、明日への活力源でもあったのだ。


そしてその後、徐々に「豚肉、玉ねぎ、洋がらし」という三味一体のスタイルがやきとりとして定番し、身近な食べ物として、昔と変わらない確固たる形態を今日まで継承している。